
■木に囲まれて生活すると9歳長生き
何十年、あるいは何百年と風雪に耐え成長してき木材。その風合いだけでなく、木材には様々な魅力
と効用があります。木製、金属製、コンクリート製の3つのケースでマウスを飼育した実験では,木製ゲ
ージの生存率が高く、また成長するのも早いことがわかりました。また、木造住宅に住んでいる場合、
乳がんの発生率が低いというデータもあります。木造の方が9歳長生きできるともいわれています。老
人ホームを例にとると木材が多く使われていた方が、インフルエンザや骨折、不眠症などの発生率が
低いそうです。木材を使った住宅は健康や長寿に貢献しています。


■紫外線を吸収して、目にやさしい
紫外線は皮膚がんの原因になるなど、私た
ちの体に悪影響をおよぼします。木材は、波
長の短い紫外線を吸収し、暖かみを感じさせ
る波長の長い赤外線を反射し、まぶしさを抑
えます。木肌に心地よさを感じるのはこんな
要因もあるのです。
■木の香りでリラックス
森林浴で知られているように、木の香りには
心を落ち着かせ、リラックスさせてくれる効果
があります。その主な成分はフィトンチッドと
呼ばれています。これも実験では、血圧を下
げる、ストレスホルモンの減少など、体にいい
という結果がでています。木の空間なら、より
リラックスでき、明日への活力が生まれます。
■木材の持つ断熱性と調湿性
コンクリート造は冬温かいのですが、夏は外気とほぼ同じ温度になってしまいます。
四季を通じてみると、木造の方が熱を伝えにくいため、快適な室温を維持してくれる
のです。また、木材は湿度を調整する機能もあわせ持っています。夏は高温多湿、
冬は乾燥する、季節の移り変わりの激しい日本の気候風土にぴったりと合うのが、
木の家なのです。


■衝撃を吸収する木
転倒して床に頭をぶつけた時の衝撃は秒速4〜6メートル、衝撃力は200kgf以上にまります。
木にはコンクリートなどに比べて、衝撃をやわらげてくれる吸収力があるため、学校などの公共
施設での使用が見直されてきました。

■ぜんそくやアレルギー性皮膚炎にも一役
最近、アレルギー性皮膚炎などの原因としてダニがあげられています。床をカーペットから木の
フローリングに替えると、ダニの数が減少するというデータがあります。木材の湿度調整効果に
より乾燥したことや、ダニの逃げ場がなくなったことが要因として考えられます。また、木の香り
自体にもダニを寄せ付けない効果があります。
